SPEEDIについて
       SPEEDIの予測、現状

  文部科学省のSPEEDIの予測を見ようとWebを検索するが、目的のURLアドレス(http)に、たどり着けない。
 たどり着けないようにしているようにしているように思われる。
 適切な情報に(リンクを貼って見ました)

[1]文部科学省 緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム(SPEEDI)を活用した試算結果
       http://www.nsc.go.jp/mext_speedi/index.html

上記[1]の内容で、見る価値があるものにリンクしました。
(1)SPEEDIによる積算線量の試算結果

  1)一歳児甲状腺の内部被ばく等価線量 (3月12日午前6時から4月24日午前0時までの積算線量)

  2)成人の外部被ばくによる実効線量   (3月12日午前6時から4月24日午前0時までの積算線量)


(2)SPEEDIによるさまざまな仮定をおいて行った試算例

  ○避難区域等の継続的必要性の検討のための試算   見る価値なし
  ○天候状況を踏まえた長期影響予測             見る価値なし
  ○モニタリング結果の評価                    見る価値なし
  ○その他                               見る価値なし

(3)文部科学省におけるSPEEDIによる計算結果

(4)原子力安全・保安院におけるSPEEDIによる計算結果



考察
1)SPEEDIの情報は、あてにならない 
  上記の(3)文部科学省と(4)原子力安全・保安院の情報は、単に風向きに関して作図しただけである。
  放出放射能も単位Bq(1Bq)で計算している。 <実際の放出量で計算すべきである>
  <この予測は実際の放射線量分布を表しているものではありません>と注記されている。責任のがれをしている。許せないですね。
2)SPEEDIの情報が提供されない理由は、システムが未完成であるためと思われる。
  今回の場合は、絶好のシステム評価ができる場面なのに、自ら放棄している。
  原子力関係者の実力は、幼稚園レベルなのですかね。